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演劇を通して向上する非認知能力

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 10月22日
  • 読了時間: 3分
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非認知能力とは、IQや学力テストなどでは測れない、意欲、協調性、やり抜く力、忍耐力、自制心、自己肯定感など、目には見えにくい心の働きや社会性に関わる能力のことです。

生きていく上で必要不可欠な力です。

近年、将来の成功に大きく影響することがわかっており、教育現場などでも重視されています。




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演劇教育が盛んなアメリカやヨーロッパの地域では、「演劇は生きる練習」という考え方が広く支持されています。たとえば、イギリスの小学校では「ドラマカリキュラム」が公教育に組み込まれており、コミュニケーション力や協調性、想像力を育む重要な科目として位置づけられています。




演劇で身に付く力


  1. 主体性・・・「主体性」とは、自分で考え、行動することです。台本を読み解き、自らの意思で役を演じ、行動を決定していくことを繰り返すことで主体性が身につきます。


  2. やりぬく力・集中力・・・失敗しても柔軟に対応する力を身につけていくことで、自分を立て直し、新たなチャレンジができるようになります。


  3. 創造性・表現力・・・「創造性」とは、0から1を生み出すことです。役柄を演じることや、表現方法を工夫することを通して創造性と表現力が磨かれます。


  4. 好奇心・・・「好奇心」とは、「もっと知りたい!」「やってみたい!」という子どものパッション(好き)や興味です。好奇心があるからこそ、物事に主体的に取り組むことができます。演劇は子どもの知性と感性を刺激します。


  5. 自制心・・・先を見越して、論理的思考を行い、自分の行動をコントロールすることです。作品を作る上で他者を否定せずに折り合いを付ける事や、相手を見て学び取ろうとする姿勢が大切になる。こうして他者を理解しようとする心が育っていく。


  1. 柔軟性・・・「柔軟性」とは、1つの正解や従来のやり方に固執せず、また自分の考えだけが正しいとは思わずに、いろいろなやり方を受け入れることです。


  2. 想像力・・・「想像力」とは、自由に想像し、夢を見る力です。イマジネーションの世界には限界がありません。演劇は空想の世界を表現していきます。想像を形にしていく力も身につきます。


  3. コミュニケーション力・・・「コミュニケーション力」とは、自分の思いを正確に伝え、相手の思いを正確に受け取る力です。稽古場での意見交換や演出家の指示の理解、共演者との信頼関係構築を通じて向上します。


  4. 社会性・・・「社会性」とは、社会の一員として自分を認識するということです。人はひとりでは生きていけず、人との関わり合いが大事になっていきます。作品を作る上でも子供から大人の1つの社会から成り立ちます。


  5. 協働力・・・「協働力」とは、他人と一緒に何かを成し遂げる力です。これから求められる協働力とは「空気を読む」、「和を乱さない」ではなく、多様性の中で、それぞれの違いを認め、強みを駆使して一緒につくり上げていく力です。チームで一つの作品を作り上げる中で、他者の意見を受け入れ、協力する力が養われます。


  6. 自己管理能力・・・稽古や発表会に向けて、自分の課題を管理し、目標に向かって取り組む力が身につきます。


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演劇は、身体的・精神的な表現活動を通して、社会生活や人間関係を豊かにする様々な非認知能力を総合的に育むことができる有効な手段です。

この力は子供だけではなく大人である私たちにも必要な力です。

演劇を通して人間力を高めましょう。



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こどもミュージカルスタジオカリブ




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